都会と田舎のどっちに住んだ方が、良いんだろう?と考えたことは無いでしょうか?
両方に住んだことがある筆者ですが、”田舎”と”都会”どちらの方が満足度が、高かったのか考えてみました。
私の場合は、今のところ”都会”です。では説明していきます。
住む場所を考えることは重要
人それぞれで異なると思いますが、住む場所によって”満足度”が全くことなることを経験してきました。筆者は18歳で家を出てから、だいたい2年ごとに引っ越しを繰り返していて、県内で移動してり、県外に出たりしていました。九州にも、東海にも、関東にも住んだことがあります。
その中で分かったことは、自分が予想以上に、周囲に流されながら生きているということです。よく自分の周囲の5人を平均すると、自分。と言いますが、あながち間違っていない気がしています。
田舎に住んでいる頃は、ジャージで出掛けていましたが、都会に住むと、周囲に合わせて少し品の良い服を買うようになりました。
田舎に住んでいる頃は、車で遠くに出掛けていましたが、都会に住んだあとは、徒歩圏内に色々と施設があるので、車を使用する頻度が減りました。また車を使わない時間は、カフェで勉強したり、ウォーキングする時間に充てることが出来ました。
このように、住んでいる地域によって、自分のライフスタイルが洗練されることもあるし、逆に満員電車みたいに、廃れる側面もあることが分かりました。
もちろん、人それぞれの、ライフスタイルや考え方に合わせて、満足度は変わると思いますが、今回は私のケースを紹介しようと思います。独断と偏見です。
どういう観点で考えたか?
ざっくりと、下記の観点で考えてみました。子育ては未経験で語れないので、本記事では触れないことにします。
- 生活の質
- キャリア仕事
- 教育や子育て
- ライフスタイルとのマッチング
都会と田舎の特徴を整理してみた
まずは大きく引いた感覚で理解する為に、上記の観点を表にして比較してみました。
田舎 | 都会 | |
生活の質 | ・自然を堪能できる ・人は少なく、ゆったりしている | ・人工物に囲まれた生活 ・人が多く、流れが早い |
キャリアや仕事 | ・給与が低い仕事が多い ・小さい会社が多い | ・給与が高い仕事が多い ・一流企業やベンチャーも多い |
教育や子育て | 良くわからないので書きません | |
ライフスタイルのマッチング | ・自然の中と限られたコミュニティの中で生きたい人向け | ・人の入れ替わりが激しく、新しいカルチャーや最先端が好きな人向け |
都会と田舎の大きな違いは、人の数のような気がしています。同じ面積あたりに、人が沢山いるのと、少なくいるのをイメージしたら良いのではないでしょうか?
まあ、こんな感じで、人が多い場合ですと人との距離が近くなります。その為、金やモノの行き来が爆速になります。その為、都会は経済が発展しやすいです。一方で、情報伝達も早いので、悪い情報があると人が退いていきます。その為、弱肉強食の世界で、都会の飲食店なんかは入れ替わりも激しいのです。
こういった特色があるので、田舎も都会も住んだら、どちも同じ。とはいかない、と言えるでしょう。
満足度は自分が”何”を求めているかで決まる
端的に言うと、田舎は自然に囲まれながら自分のペースで生活したい人、都会は人口物に囲まれながら多様な文化や人に揉まれながら生きたい人、向けと言えると思います。
結局、自分がどちらのタイプに当てはまるのか?がポイントだと思います。私の場合は、”今”は都会のようです。
なぜ”今”は都会なのか?理由は、田舎の生活コストが”高額”だったから
今は都会と考えているのは、経済的な側面と、自分の成長ステージからそう考えています。
私にとっては、よほど田舎の方が、生活コストは高額に感じていました。
貯金とは、収入から支出を抜いて残った金です。まず田舎で働いている頃は収入が少なかったです。基本給が18.5万円の給与からスタートした為、非常に貧しい生活からスタートしました。当然、家を買うお金は無い為、賃貸でした。
周りもこの給与に文句言う人は居ません。だって昔から同じ給料でみんな働いてきたからです。(これは”ヤベェ”と思って転職した訳ですけれど)
田舎は実質住居費が高い気がする
一方で、都会は給与が高いです。基本給のレベルが違います。それは住宅費が高いからです。田舎のワンルームは月3万円とかありますが、都会では10万円超えとか普通ですよね。でも、賃貸ではなくて、家を買った場合はどうでしょうか?
基本的に都会の家は値上がりを続けていて、購入しても損害が少ないような気がしています。実際、私のマンションも1000万円以上、値上がりしました。今売っても損することはありません。一方で、田舎の一軒屋を買った場合は、入居した瞬間に値下がりします。じゃあ田舎でマンション買えよ。って話ですが、私の地元なんかは田んぼだらけでマンションなんか見たことがありませんでした。そもそも選択肢がないと思います。
これらの理由から、スマホ代金と同じように、実質の住居費が高いような気がしています。
40〜50代は田舎で住みたい気がしている
老後に車を乗るのが怖いですし、病院も近い方が良いので、都会が良いような気がしています。ただ老後前の40〜50代は、少し田舎の方に住みたいような気がしています。
今は、体が元気ですから都会に住んでいますが、だんだんとカルチャーが合わなくなるような気がしています。自分的な都会の楽しみ方は、ファッションやフードや観光ですが、年齢を重ねるごとに、重要度が下がってくる魅力ポイントな気もしています。
子供ができれば、40〜50代で10歳くらい?になると思いますから、教育の方が興味があるような気がしています。個人的には、街中でよく電車通学する小学生なんかを見ますが、明るい顔をしながら歩いている子にあった事がありません。ああいう風にするのは、実際は良いことなのか?自分の中で疑問に思っているからです。
完全に自分のことだけ考えると都会ですが、自分の成長ステージが進んでくると田舎に住みたくなるような気がしています。実話ですが、知り合いのエリートサラリーマンで、SeniorDirector(シニア部長)で年収は2,500万円くらいで、家系もよくて資産収入もある人がいますが、子供に障害があって、田舎に引っ越していました。東京からはだいぶ離れていますが、話を聞くと教育の為だそうです。
私が求めているのは、”気軽さ”
私が都会に住んで変わったことは、”気軽さ”だと思っています。
私が昔住んでいた田舎は、10分でダムがあるような峠の近くでした。仕事終わりに帰宅して、よく夜の峠を走り回っていたので、それはそれで楽しかったです。(当時のバイク=ZX-10Rも手放しちゃいましたけどね)
車やバイクを楽しむ分には、最高だったのですが、何をやるにも気軽さが無かったような気がします。
例えば、スタバに行こうと思っても、車で30分も掛かっていました。しかも、その地域にスタバが1軒しかなくて、長蛇の列です。思い立ってからスタバのコーヒーを飲むまでに40〜50分くらい掛かっていました。
それが都会の今では、スタバまで徒歩10分圏内で到着します。朝一番のスタバも普通に行けます。なんなら、日曜日の朝とかに行ってみると、たまに瞑想してる人が居ます。
全てに、”遠い”現象が田舎は起きる
この例はスタバだけですが、他の全てに当てはまりました。
ちょっとスーパーで買い物しようにも、車で20分の場所にしかありません。今は徒歩5分でスーパーがあります。しかも都会のスーパーは回転率が高い為、田舎のスーパーより安いように感じます。一般的な食料品の調達難易度は、明らかに都会の方が低いように感じています。
他にも服を買うのも大変でした。田舎でノースフェイスに行こうと思ったら1時間くらい掛かっていました。今では10分でいけます。あんまり大きな声で言えませんが、ネットで気になった服があって、実店舗に見に行ってみよう、みたいなことが田舎では気軽にできなかったです。
私は、これらの遠い現象にウンザリしていたのが、当時の感想です。
逆に”大”自然を気軽に堪能は難しくなったのは残念
都会に住んでも自然を楽しむことはできます。代々木公園だったり、等々力渓谷公園に行けば、コンパクトで整えられた自然はいくらでも楽しむことができるでしょうね。
ただ、”大”自然を、気軽に楽しむことは、出来なくなったように感じています。近場で良い雰囲気と個人的に思うのは、軽井沢だったり、富士山ですが、このあたりに行くのにも、東京の渋滞を潜り抜けながら、車で数時間かかってしまうからです。大自然を味わう為には、渋滞を潜り抜けないといけないのが当たり前になっているのは、ちょっと残念です。
平日は都会で過ごして、休日は大自然を味わうのが自分の理想スタイルですが、現実には両立は難しいような気がしています。まあ、大した問題ではないです。
結論、気軽にできることが多いから都会が良い
私の意見としては、気軽にできることが多いから都会の方が、生活満足度は高いです。思い立ったら、すぐに行動という性格ですが、それを実現させてくれる都会というのは、今の自分にとても合っているように感じています。
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