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大学卒業してから、ずっと就活したら希望企業に入れた話

今回の記事は、社会人就活の話です

この記事で伝えたいことは、最初に入れない企業でも継続して頑張れば入れるということです。

あくまで普通の企業の話ですけれどね、さすがにPreferred Networksみたいなイケイケのベンチャー企業だったり、マッキンゼーの戦コンみたいな特殊な事例を除いてです。そういう企業は、世の中の上位数%の話ですから気にしなくて良いかと。それ以外の、大半の場合は、努力すれば自分の希望する会社に入れるような気がします。

目次

新卒で就職した瞬間からずっと転職活動していた

大学卒業して新卒入社した企業を半年で辞めました。ずっと新卒就職してから転職活動をしていました。

その後の企業でも、転職活動を繰り返しており、今は新卒の時に入りたかった企業のライバル会社(より大手)の方に、訳あって働いています。

職務経歴書と履歴書を毎年更新して就職の腕を上げた

毎年、これらの書類を更新していると、馬鹿な私でもスラスラと書けるようになりました。

職務経歴書を毎年更新することで、下記のようなメリットが得られます。

  • 自分に何が足りないか分かる
  • 転職理由に一貫性が出て面接に強くなる
  • 期間限定のブラックに強くなる

何をすれば次の会社にいけるか、考えられるようになった

毎年、職務経歴書を書こうとすると、書けるネタを集めないといけません。

正直、職務経歴書なんて”嘘”は書き放題です。しかし、もう一歩先に話を進めて考えると、”嘘”を書いてしまうと面接官のツッコミに耐えられなくなりますよね。だから、”嘘”は書けないので、真実しか書けないのです。

ということで、今の会社で全力で頑張って成果を上げることになります。今の日本社会では、ひたすらモチベーションが高い人は、大企業やベンチャー企業にしかいませんから、小さい企業では大歓迎されます。

その結果、その企業が扱う先端の知識に触れることができます。小さい企業の先端は、大企業の末尾につながっているのです。その為、次の企業に行く為には、自分にどういう知識や能力が必要なのか見えてくるようになります。

その結果、今の企業でも次の企業に行く為の挙動が取れるようになります。

プロパーと同じ権限で働くことに

最初の会社は派遣会社でした。といっても、正社員で出向として、客先へ常駐していまいた。給料水準も悪くなくて、出世が早いと30半ばで年収1000万円いきます。

結論から言えば、私は半年で転職しました。出向先の会社のライバル企業に転職することにしました。

最初の3ヶ月は研修でした。さっさと転職したいと考えていた為、私は与えられた仕事には、全力で取り組みました。家でも参考書を読んだり、職場では会社の先輩に聞きまくりました。

特に大事にしていた目線は、これは調べれば分かる内容なのか?それとも、先輩に聞かないと分からないのか?という観点です。調べて分かることは自分でできる限り調べて、どうしても分からなければ先輩に聞くということです。

当たり前の話ですが、これが出来ない新卒が多かったので、一瞬で私はエース級社員として扱われるようになりました。そして、プロパー新卒社員と同じ職位で働けるようになりました。具体的には、客先の名刺を持って、客先の外部企業とやりとりを行います。500名ほどいた派遣会社から10名ほどしか選ばれない職位でした。また、新卒で採用は初だったと聞いています。

こういった背景を、職務経歴書に落とし込むことができたので、派遣会社だったとはいえども、自分の職務経歴書を強化することが出来たように感じています。

転職理由に一貫性を持たせるだけで志望理由は強くなる

”一貫性”は重要なKeywordです。

これがないと面接官に不審感を与えることになります。私の場合は、業界内でキャリアアップを続ける作戦を、大学時代に本命企業から落選通知が来た瞬間から構想を始めました。

毎年、職務経歴書を書く機会を作ることで、転職理由の繋がりを毎年考えていました。その結果、誰もが納得するような理由を作れたのです。

と言っても、実際はどの企業においても、第1志望の会社に落ちたので、そこからその系列企業に行っています。では、第1志望の会社へ何故行かないのか?と聞かれたら、正直に、今は能力が足りないですし、その道よりも御社のように、一歩細かい仕事に取り組む方が良いと考えたからです。と面接で言っていただけです。こんな理由でも、だいたいの企業は納得してくれました。

ブラックな職場とわかっても余裕。いつでも転職できるから

仮に転職した先の企業がブラックと分かっていても余裕です。その理由は、期間限定と分かっているからです。

しかも、毎年転職活動をしているので、転職についての手順は分かりきっています。だから、次の会社がブラック企業だったら、どうしようという心配をしなかったです。

と言っても、最初の会社はブラックでした。急に、お寺で修行するとか言い出して、修行させられました笑

なんか土下座練習とか、社是を叫べとか頭がオカシイ洗脳系の会社で、すごく楽しかったです。食事は、梅干しとご飯と野菜コロッケだけの精進料理です。栄養不足な中、五体投地をやらされました。自分で金を払って、絶対にやらない活動と思いますが、いい思い出になりました。メンタルやられる社員もいましたが、「どうせすぐに辞めるし」ってことで、奴隷体験を楽しんでいました。

まあ、そんなことよりも、どうしてこの会社は、こんなブラックな活動をしなくてはいけないのか?について考えて観察していました。分かったことが、プロパーの元に派遣をされてからの方が辛いということです。突然仕事は降ってくるし、誰も教えてくれる人が周囲にいないからです。実際、新卒の私を教えてくれる人は居ませんでしたが、入社して2年経過したプロパー社員は40歳の課長から手厚い教育を受けていました。その為、お寺にツッコンで、とにかく根性を上げたかったと思います。

派遣会社は難しい世界と悟りました。本当はPROしか派遣は無理だと思いますね。実際、海外では派遣社員の方が、プロパーより給料が上だったりしますが、日本は下に使っていいみたいな、変な風潮があるような気がします。

はっきり言ってイバラの道だった、当時は辛かった。そんな甘くない

今の会社に入るまでに、派遣会社から3回転職しています。一つの会社に、2年〜3年くらいで転職していますが、やっと慣れてきて仕事の全容が分かった段階で、またリセットですからキャッチアップが辛かったです。

自分のいる業界も、さらに細かく分解されますが、その対岸にある企業に転職したりしたので、本当に0からキャッチアップで本当に大変でした。今の会社でも、課長からエース級と認めてもらいましたが、ここに辿りつくまで本当に大変でした。

ほぼ大学卒業から寝る時間以外は全力で活動しています。昼間の仕事では、全力で仕事に取り組んでいます。どうすれば、短い時間で成果を上げることができるのか?どうすれば、ライバル社員より良い成果を挙げられるか?どうすれば、他者を巻き込んで良い成果を上げることができるのか?

まさに毎日が戦場の気分で戦っていますが、帰宅してからも基本は仕事に関する本を読んだり、このようにブログを書いて、いつかは副業でも収入を得ようと活動しています。ちなみに、ブログは新卒時代から、ずっと別サイトを運営していましたが、サーバーを契約していた激安会社が消えてしまってブログが消えたので、このブログを立ち上げました。それまではブログでも収益を得ていました。

必ず受かると信じてやり続けると見えてくる

就職活動で、何で自分が受からなかったんだろうと悩むことも大事ですが、日々の改善は欠かさずに行うべきでしょう。とにかく本を読みまくることです。

日本の大企業の管理職の連中ときたら、残業時間は多い為、まともに読書する時間を取れていない人が多いので、読書量くらいは勝ちましょう。そうすれば、大抵の質問に対してもキチンと答えられるようになります。一般的な社会スキルの上に、その業界独自の知識は成り立っています。面接官も入社する前から、業界独自の知識に詳しい人ばかりでないことは分かっていますし、特に若い頃はポテンシャル採用として、社会人スキルや人間力を見ています。

最初は、これらが何のことを言っているのか分からないと思いますが、必ず受かると信じて続けることが大事です。私も最初は、第一志望の会社には絶対に入れないような会社からスタートしましたし、学歴だって立派なものではありませんでした。しかし、今は新卒で東大や京大といった名門校から出た人々と、日々仕事をすることが出来ています。だから、信じてやり続けることが大事です。常に攻める姿勢が大事だと思います。

LinkedInでコミュケーションを取っても良い

もし、自分の入りたい会社を落選したのであれば、何が足りなかったのかダメ元で面接官に聞いてみましょう。それでも教えてくれなかったら、LinkedInを頼ってみるのも良いです。

LinkedInとは、ビジネス版のSNSになっていて有名企業のビジネスマンなら大抵います。よほど偉い社長クラスや役員となると、友達承認もしてもらえませんが、一般社員であれば友達登録してくれるかもしれません。

知り合いになった人には、ダイレクトメールを送ることができるので、送信してコミュケーションを重ねてみてはいかがでしょうか?私も実際に、LinkedInで”人事”の人達と片っ端から友達なって、やりとりしました。あとは友人を伝って内部の人にコミュケーションをとったこともあります。

そうやって、社内の情報を集めていたので入社する前から、転職先の企業の評価基準や判断基準などを知っていました。そうすることで、面接官とのやりとりを事前にスムーズなモノにしていました。就職には、コネやツテは非常に大事で、このくらいの努力は誰でもできるので、しっかりやることをお勧めします。

大事なことは諦めなことで、早く自分の希望の会社に入ろう

就活で大事なことは諦めずに続けることですね。日頃の仕事を全力で取り組み、会社の先端にポジショニングし、次の企業の尻尾を掴むことでピラミッドの上に上がっていけば良いと思います。

入社した後にも、色々と悩みがあります。私はピラミッドの下の方から、這い上がってきたので業界には詳しいのですが、詳しすぎて着いてくる人も少なくて、同意を得ることが難しいこともあります。それよりも早く希望の会社に入って、その会社でキャリアを積むことが大事だと思います。その会社の独特の知識や人脈は、長く居る方が有利です。年を取りすぎて、手遅れになる前に活動するべきだと思います。

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