お金が全てでないという人もいますが、私は、ほぼお金が全てなように感じています。
日本人のおよそ6割はサラリーマンとして働いています。成果報酬の会社もありますが、時給で給料が支払われる為、自分の時間を切り売りしながら生活していることに変わりはありません。その決められた前提条件の中で、早期にお金を稼ぐかが大事だと思います。
もしお金が無限にあれば、安心感を手にすることができるのだろうと思います。例えば、不慮の病に侵された際にも、無限の貯金があれば明日のご飯に困ることはありません。家族が路頭に迷うこともないと思います。大学に通うような子供がいたとしても、経済的な自由を与えることができるかもしれません。他にも一人暮らしであれば、自分の時間を自由を使えることになって、より有意義な人生を得ることができると思います。
日本で生活するうえでは、色々な生活の知恵を知っていれば、すごく低コストに生活することができます。でも、実際は知らない人も多いし、実践していない人も多いような気がしています。日本はお金の教育を学生にしないので、田んぼに囲まれた地方からビルに囲まれた都会まで住んだ経験のある自分から見ると、知識レベルにかなり差があるように感じています。
少し今回の記事に向けて、自分のこれまでの人生を振り返ってみました。こんな人生の進め方もあったよな、若い頃にこういう知識があれば、今はもっとお金があったのに。という内容を書いてみようと思います。具体的な前提条件を定めて、定性的な考え方から、具体的な数字もシミュレーションしてみようと思います。みなさんの生活の経済的合理性を上げることが本記事の目的です。
シミュレーションの前提条件を考える
年収450万円の20代前半のサラリーマンを想定してみようと思います。というか、当時の新卒の時の私なんですが。
450万円の手取りは354万円となりまして、1ヶ月の手取りは30万円くらいです。これが生活費の分母となります。
おいおい日本の平均年収は460万円くらいしかないぜ。ちゃんと国税庁のウェブサイト見たのかよ。と思う人がいるかもしれませんが、実際20代前半で450万円の給与を狙うのは難しくないことだと思っています。
日本には願書さえ書いてしまえば通ってしまうような大学が沢山あります。(ネット通称Fラン大学)奨学金を借りることさえできれば、こういった大学に通うことは簡単であり、理系であれば就職は簡単です。IT系は業界給料が高いので引く手あまたですし、自動車業界も人材不足が深刻な為、このくらいの給料で入社することは、そんなに難しいことではありません。実際、これまで中小企業から大企業で、何社か働いてきましたが、Fラン大学出身でも、それなりの役職についている人は多くみてきました。田舎で40代の管理職で1000万円近くもらっている人もボチボチいました。私から見ると、彼らは能力が高いというよりは、ただ会社に長く勤続しているだけでした。ライバルは勝手に転職していくので残った人たちは勝手に昇進しているという感じです。
いかに早く投資に生活費を回せるのかが鍵
サラリーマンとして354万円の給与はありますが、この中からいかに生活費に回して収入を増やせるか全力で考えてみましょう。
貯金=収入−支出、ですよね。
サラリーマンの最初は、ポケモンでいうところのマサラタウンのサトシ状態です。まだレベル5のポケモン1体しか保有していない状況ですから、調子にのった行動は御法度です。もう少しこの計算式を、深掘り分析してみましょうか。収入とはサラリーマンの収入をさします。支出というのは生活費や奨学金といったローンを始めとする借金です。
日本でお金持ちになるには、株や不動産は欠かせません。サラリーマンで給料を増やすのは早期に限界があるからです。例えば、年収1500万円の手取りは1020万円ほどしかなくて、1/3(33%)も税金で引かれてしまう計算になります。一方で株で稼いだお金には、20.315%(0.315は復興特別税)しか掛かりませんから、仮に株で1500万円収益が出ても税金は300万円です。サラリーマンは480万円の税金を払いますから180万円の差額となります。実際に1500万円も株で稼ぐのは大変なことですが、一般株枠240万円のNISAも始まりますし、最近のGAFAMやnvidia、NIO、の株価を見ても1500万円を稼ぐのは現実としてあり得そうな話だと思いますから、いかに株に資金を早期投入できるのかは、人生の早いタイミングで貯蓄を増やすのに重要指標になりそうですよね。

貯金を早く貯める目的は、より多くのお金を得る為であって、より多くのお金を得ることで自由を手にすることができます。ちょっと面倒を言いますが、クリティカルシンキングの手法の一つである、なぜなぜ分析を行なって問題を深掘りしようと思います。
なぜ貯金を増やしたいのか?全力で考えるべき
貯金を増やしたい理由を全力で考えてみる必要があります。その理由は、継続するには自分が貯金を増やすこの活動に納得しながら進める為です。明確に理解をする為には、しっかりとした分析が必要となります。分析手法の一つには、なぜなぜ分析があります。
なぜなぜ分析とは、一つの疑問に対して、どんどん深掘り質問を繰り返していくのです。だいたい5〜6回の質問を繰り返すことで真の理由に辿りつくことが出来ると言われている一般的な手法です。クリティカルシンキングを考えるうえでも、よく使われる手法となりますが、これはLinkedInのクリティカルシンキングのビデオ講習でも言われているくらい、ビジネスマンの中では一般的な手法となります。
Q1.なぜ貯金を増やしたいのか?
A1.自分の自由な時間を増やす為
Q2.なぜ自由な時間を増やしたのか?
A2.自分の身内の将来を考える時間を増やしたいから
Q3.なぜ自分の身内の将来を考える時間が欲しいのか?
A3.自分の身内に将来経済的な困窮が起こりそうだから
Q4.なぜ自分の身内に将来経済的な困窮が起こりそうなのか?
A4.貯金と年金が少ない為、将来使えるお金が少ない
では、将来使えるお金を私が供給したら良いのでは無いだろうか?
という解決策の提案がなぜなぜ分析により発見することが出来ます。
手取り354万円の使い方シミュレーション
まずは全体の何割を投資に回すのか考えてみますが、まずは目標となるゴールを検討してそこから逆算して、今何が必要なのかを具体的に計算することが大事だと思います。
今、新卒で22歳だとしたら18年後の40歳までに5000万円ほどの資産を持っている前提としましょうか。5000万円というのは、老後2000万円問題から、2世帯+1000万円分の計算です。1000万円は住んでいる家のリフォーム資金という想定になります。だいたい40歳くらいになると、ほぼ両親は働けないのに家は老畜化していてリフォームが、必要になることが多いことから決めています。また、住宅ローン35年を考えると、住宅ローンが組めるギリギリの年齢も40歳くらいまでになります。その為、40歳までに経済的ゴールを果たすことが大事です。
ちなみに、老後2000万円は、65歳夫と60歳妻の無職夫婦は、生活費の赤字が月に5万円発生するということから、老後20-30年間で赤字がだいたい2000万円くらいになるだろう。という考え方です。
18年間で5000万円ですから、年間で278万円の貯金を作る必要があることが分かります。当然278万円を一律で積立てることは出来ませんから、2乗カーブで資産を増やしていくことを想定します。最初から全力すぎると、尻切れとんぼのように最後は力尽きてしまいます。持久走ですから、少しずつ頑張るのが継続のポイントということが分かります。
月16万円投資しないと18年後に5,000万円残らない
次に、18年間で5000万円を貯める為には、どのくらい投資にお金を回す必要があるのかを計算してみようと思います。例えば、みなさん大好きな投資信託だけで考えてみたらどうでしょうか。
ちょっと強気の年利5%想定して、税金も20.315%を18年間収める前提であれば、月々の投資額は16万円となります。(積立計算はこのサイトで簡単に計算できます。年利5%、積立前資金16万円(初期値)、月々の投資16万円を入力して計算してみてください。)
手取りが月々に30万円しかない為、月16万円も投資すると14万円しか手取りが残らない為、5000万円というのは一般のサラリーマンにとって相当なハードルということが分かります。
目標修正して5,000万円から2,000万円に下方修正する
コンサバ(保守的)に考えると、年間手取りが354万で月々手取りが30万円で、月々に16万円投資は継続不可能です。その為、目標を現実的な値に下方修正しようと思います。そこで老後資金2000万円にしてみようと思います。
これまでは5000万円で、2世帯+1000万円余剰資金の計画でしたら、思い切って1世帯の老後を救済できる2000万円に下方修正します。
そうすると、月々の投資額は6.3万円で済む計算になります。来年から始まる新NISAでは月々10万円まで積立枠がありますから、実際は非課税になります。仮に6.3万円に対して20.315%の税金が課されない場合だと、2200万円(+200万円も)も資産が増えることなります。非課税で2000万円を貯めるならば、5.8万円を積み立てるだけで2000万円に40歳まに資産形成できる計算となります。
ということで、今後のシミュレーションでは、NISAの制度変更リスクもあると考えて、月々に6.3万円を18年間積み立てる前提で検討を進めていきます。
月の支出は25.3万円で仮置きしてみる
月の支出を計算してみます。重要な項目から順番に書き出していきます。
- 住居費 8万円
- 奨学金返済 2万円
- 食費 3万円
- 交際旅行費 3万円
- 投資積立額 6.3万円
- ネット代などの雑費 3万円
これらを合計すると25.3万円となります。手取り30万円ですから残った4.7万円が現金貯金額となります。ちなみに、4.7万円x6ヶ月で28.2万円となります。具体的な生活としては、月の給与を全て使いきって、ボーナスを10万円ほど手を出して残りは貯金、という生活になると思います。2年過ごすと現金で112.8万円残りますから、十分な生活ではないでしょうか?
現金が手元に貯まってきたら、その後は資産形成に回した方が良いと思います。まだ自分も若くて健康である前提であるならば、手元に150万円ほどあれば、まず問題ないと思います。その後は、投資額を増やしたらどうでしょうか?仮に3年経ってから、生活水準を上げずに6.3万円に4.7万円を足すと、月の投資額は11万円となります。20.315%の税金も支払う前提で、15年間で11万円を年利5%で運用した場合は、約3,100万円を手に入れることができます。
現実的には、結婚式を挙げれば数百万円が飛びますし、車を買えば維持費と購入費で数百万円がかかることになります。新卒の450万円の年収は、年齢とともに上がっていくと思いますが、生活水準を無駄に上げる必要はないでしょう。上記の計算において、ネット代の雑費を3万円と少し盛った数値にしていますが、これは友人の結婚式だったり、親族の葬式で払うような費用も込めているからです。
日本でコスパ良く生きる事例
これまでの計算で、月々何円まで使えるというのは計算できました。できるだけ大きな出費を避けながら生活することが大事です。一つずつ考え方と、具体的な事例を紹介します。
早く家を購入して住居費を抑える
生活費の中で一番大きな支出として、住居費があります。いかに住居費を抑えられるのかが、一番重要なことは明白でしょう。その為、僕は早く家を購入することをお勧めしたいです。
ただし、これには条件があって、そのサラリーマンとしての仕事を長く続ける見通しが立った時点で買うということです。その理由は、家を買う際にだいたいが中古マンションになると思います。中古は買う際に、不動産の仲介が絶対必要で、仲介業者には物件価格の3.3%+6万円を最大で支払わないといけません。これ最大値ですが、だいたい最大値でしか不動産屋は請求してきます。他にも銀行ローンを通す際は、銀行から2.2%の手数料を取られてしまいます。
例えば、1500万円で中古マンションを購入した場合は、55万円の不動産手数料と33万円の銀行ローンを支払うことになります。これら手数料だけで合計しても88万円ですし、入居する際は引越し費用がかかったりしますから、実際1回の引越しで約100万円ほどの出費が発生してしまいます。しかもマンションを売却する際にも、不動産に3.3%+6万円の手数料を支払うことになりますから、出口戦略的に考えれば、1500万円のマンションを購入した場合の実質出費は1650万円ほどを見越しておく必要があります。
ポイントは、早く家を購入できるように、仕事をしっかりと確定させることです。仕事なくして家は買えないということです。
持ち家の方が圧倒的にコスパが良い
仮に1500万円で買えるマンションを想定してみましょうか。例えば、神奈川県の本厚木という町に焦点を絞って考えてみましょうか。ここには、ソニーの工場だったり、自動車関連企業が多く在籍しており、平均給与は中々の高さを誇った町でしょう。同じように、ホンダの工場がある三重県の鈴鹿市だったり、栃木県の日産の工場だったり、静岡の浜松市も同じようなことが出来ると思います。

例えば、本厚木駅から徒歩12分のマンションで1450万円になります。広さは4LDKの74.56m2のSRC9階建ての5階となります。築年数は41年ほどと古いマンションとはなりますが、駅徒歩12分の中々の立地ではないでしょうか。広さは74.56m2もあって、関東のマンションでは非常に広い部類であるし、夫婦2人で暮らすとしても余裕ですし、子供1人くらいなら十分育てられる広さとなります。

価格は1450万円となります。2年前にリフォームが入っている為、水回りは新しくなっており、長く住めそうで良い感じの物件ですね。

月々の支払いを計算してみると35年支払いで3.9万円の支払いとなります。これに管理費1.08万円と修繕積立金1.47万円が追加される為、月々の支払いは6.45万円となります。これに固定資産税と火災保険が入ってきます。
火災保険から見積もってみます。1982年築で、1981年以前の物件でない為、ギリギリ火災保険を普通に使えます。最低限の保証内容とした場合は概算で年間1.5万円でした。月々にすると0.13万円ですね。

固定資産税はちょっと計算が面倒くさいので、ざっくり12万円/年間にしましょうか。月々1万円としましょう。
以上で計算すると、中古の75m2の4LDKマンションを購入した場合の月々の支払い額は下記です。
- 住宅ローン 3.9
- 管理費 1.08
- 修繕積立金 1.47
- 火災保険 0.13
- 固定資産税 1.0
合計で7.58万円になりました。予算の8万円をクリアしていますね。(一応、思い出してもらうように、もう一回載せますが)
- 住居費 8万円
- 奨学金返済 2万円
- 食費 3万円
- 交際旅行費 3万円
- 投資積立額 6.3万円
- ネット代などの雑費 3万円
持ち家の月々支払いとイコールになる賃貸は?
では本厚木の近くで、7.58万円に収まるような賃貸物件を探してみましょうか。木造2階建の1Kの部屋です。


19.87m2しか広さはありませんし、月々の支払いは7万円と管理費0.5万円を合わせて7.5万円となります。もちろん賃貸ですから、これらのお金は捨て金となります。木造住宅ですから、防音性能は皆無となります。
持ち家は売却できるので手出しが減る
賃貸は住んでいる間は支払っているだけですが、持ち家は住み終わった後も売却することができます。その為、1450万円で家を買ったとして10年後に1000万円で売ったとすると、10年間の出費は450万円だったということです。450万円を120回で割ると、3.8万円の出費があったことになります。賃貸の1Kの20m2くらいしかないような木造アパートに住むのと、月の実質出費が3.8万円くらいで75m2のマンションに住むのは、明らかにマンションを購入した方がお得ではないでしょうか。
食費3万円なら自炊はしても無理
1人暮らしで食費3万円は、自炊をして食費を抑えながらでないと厳しいと思います。
1年間は365日ありますから、1ヶ月はおよそ31日になります。3万円を31日で割ると、1日あたり968円となります。1日3食として、昼と夜をnoshを使って完全外食したと仮定しましょうか。nosh(ナッシュ)というのは、冷凍で糖質に配慮したヘルシーな食事を届けてくれるサービスです。

1食あたりは599円(計算面倒ですから600円)となりますが、1ヶ月分の食料となる31日を2食を注文したとすると62食分の注文が必要となります。62食掛ける600円で37,200円となり、1ヶ月の食費予算3万円に対して、12.4%も超えてしまう計算になります。
以上から、1日の食事の大半を外注に頼ることは出来ず、自炊と織り交ぜながら行うしか無いことが分かります。
仕事の昼食は手間なしのnoshにすると1.3万円で済む
仕事の昼食だけをnoshにするならば、有給を除いて21日稼働日がありますから、21日x600円でnoshの注文費用を計算できます。すると月最大12,600円で会社の昼食は何も考えずに定食で賄えることが分かります。noshに外注してしまえば、会社に冷凍弁当持って行ってレンジでチンするだけです。洗い物の労力を節約できますので、より仕事に集中できそうですよね。
ふるさと納税で米と肉を注文して節約

年収450万円のふるさと納税枠は、5.2万円あります。1.5万円払うことで米を20kg買うことが出来ます。ふるさと納税は、結局は次の年に住民税として2,000円を除いて還付されます(返ってくる)。ふるさと納税を楽天市場やyahooショッピング経由で行うことで実質2,000円以上の還元を受けることが出来ますから、ほぼ無料みたいなモノです。ふるさと納税で重たい米や肉を買うと、自宅まで持ってきてくれるので非常に楽です。

あとは肉もお勧めです。こちらは3kgも若鳥のもも肉が入って1万円しか掛かりません。以上から、仮に年収450万円のふるさと納税枠をフル活用した場合は、年間で米が40kgと肉が6kgほど、実質無料で入手できます。これらを小分けに食べていけば、1ヶ月の食費を抑えることが出来ると思います。
nosh除いた残り72食をどうするのか?
1日3食だと、1ヶ月で93食を用意しないといけません。平日の昼はnoshに頼るとして、残りは72食あります。
- 朝食 31食
- 昼食 10食
- 夜食 31食
予算3万円のうち1.3万円をnoshに振ったので、残りは1.7万円予算があります。1.7万円を72食で割ると、1食あたり236円となります。ふるさと納税で、米と肉を賄ったとしても、残りを236円で過ごすのは、かなり無理があるような気がします。
月の食費予算を5万円にすれば、1食当たり自炊予算は500円になる
ここで思い切って、食費を見直します。自炊するにしても、1回の食事の予算を500円前提とした場合、1ヶ月の食費が3万円の時には、1食予算が236円となっており、264円不足しています。ここで264円に72食を掛けると1.9万円となります。つまり、月額で2万円予算を増やして月の食費を5万円にすれば、会社の昼食はnoshみたいな宅配サービスに頼りながら、会社意外は自炊みたいな生活スタイルが手に入ることが分かります。
ふるさと納税の米と肉に頼っていけば、1食500円予算があれば十分生活できるような気がしますよね。
月の食費が2万円増えた為、月の貯金額は2.7万円になるが仕方ない
元々、食費が3万円の際の月の貯金額が4.7万円だった為、ここで月の貯金額は2.7万円となります。これでも年間で32.4万円貯金できますし3年でおよそ100万円の貯金になるので、十分ではないでしょうか?
貯金を得る為に健康寿命を削るよりはマシですから、1食500円の予算をもって良質な食品を取り入れた方が良いです。例えば、アボカドやアーモンドみたいな良質な脂肪を取ったり、ヘンプシードやチアシード、ブロッコリースーパースプラウトみたいなスーパーフード、マルチビタミンやプロテインやオメガ3のようなサプリメントも摂取するようにしましょう。良質な食事を取り入れることは、脳の回転が桁違いに良くなる為、まずは食費をしっかり確保することが大事です。
貯金がなくなる前に、健康を崩して働けなることが、一番避けたい結末ではないでしょうか。
ちょっと良い服が欲しいならファストブランドの上位品で十分
“食住”を定義してきましたが、残りは”衣”を検討して定義してみます。まずは服はファストファッションで十分だと思います。日本の街は非常に綺麗ですし、雨が降ればその当たりのコンビニで傘やカッパは買い放題ですから、そんなに高機能な服は必要ないです。
最近は、入門用の山登り用の服もファストファッションブランドから登場しています。特にワークマンはコスパが良くて有名だと思います。確かに、高機能ウェアであるノースフェイスやアークテリクスやパタゴニアを着ると快適ですが、本当にそこまでの性能は必要なのか?考えなおした方が良いかもしれません。
とはいえども、たまには少し良い服が欲しいと思いますから、そんな人にお勧めなのが、ファストブランドの上位ブランドとなります。
例えば、GapであればBananaRepublicですし、H&MであればC.O.S、ZARAであればmangoがあります。
サイトを見てもらえば分かりますが、非常にデザイン性が良くて品質の良い服が並んでいます。日頃から、代官山の街中に住んでいるなら話は変わってきますが、上記の服で十分なような気がします。実際に世帯年収が3,000万円を超えるような人でも、クローゼットにこれらブランドの何かが入っていることは普通です。セールを狙って購入することで、安く買えるのでこれらのブランドはお勧めです。

例えば、BananaRepublicにある、この良質なイタリアンPコートは何円くらいするでしょうか?

正解は5.5万円です。新規入会すると10%割引されますし、誕生日月なら15%の割引になって4.7万円で購入することが出来ます。これから冬のハイシーズンの定価の話ですが、オフシーズンだと20-30%の大幅値引きが入る為、実質3万円ほどで買えると思います。そんなに頻繁に買うこともないPコートでこの価格ですから、ファストブランドのハイブランドで十分だと思います。
家具はニトリとIKEAで十分
家具についても、基本はIKEAとニトリで良いと思います。特にオフィス用品はIKEAで良いんじゃないでしょうか?私もオフィスチェアを使っていますが、高さ調整やシートバックの角度調整といったように、高級チェアと同じように、一通りの調整機構が備わっています。他にもダイニングテーブルなんかも、なかなかの傑作が揃っています。

例えば、このアカシアのテーブルなんて、とても素敵じゃないでしょうか?
アカシアは高級材であるウォールナットに似ている為、なかなか高見えする絶妙な木材です。こういう素人が思いつかないような玄人な思いつきで家具を作っているのがIKEAです。キッチンやワードローブみたいなモノは精度が荒く、引越しする際にIKEAは故障が保証されなかったりする点は注意ですが、普通に生活する分については、IKEAで十分だと思います。
車は使う時だけお金を払う方が安い
相当にヘビーユーザー的に車を使うなら、購入すべきだと思いますが、レンタカーやカーシェアの方が安いことが多いです。例えば、カーシェアについては1時間で880円から借りることが出来ます。仮にに車を買った場合には、車本体に加えて保険代、車検費用などが発生します。
週末に車を使うだけであれば、車は買うよりも借りる方がコスパは良いです。また車を買うことで、整備に関する知識や車検のタイミングを気にしたり、ガソリンを入れる手間が発生しますが、カーシェアの場合はそれらを全て、カーシェアの会社が代行した行ってくれるので、車の維持がずっと楽になります。

私は車を保有していますが、正直、カーシェアでも良かったような気もしています。その理由は、車があるとどうしても遠出してしまって、無駄使いが増えてしまうからです。カーシェアだと使った時間で費用請求されますから、車にかかる費用の計算が簡単で分かりやすいので実感が得やすいです。
月に1度だけ車で200kmほどの旅行に出かけたとして、レンタル時間は36時間とすると、いくら費用がかかるのか計算してみましょう。36時間8,800円の費用に追加で距離代金が16円/km発生します。200km走ると3200円発生しますから、合計で12,000円の出費となります。しかし、実際はもう少し安くなります。
例えば、タイムズカーシェアの場合だと、指定の場所としてIKEAやCostcoに1時間ほど停車していると15分の無料チケットをくれたりします。その他にも遊園地などに行った場合は1時間の無料チケットをくれたりするのです。もし、1時間の無料チケットがあれば、880円の割引になりますから、36時間ほど車を借りても11,200円ほどで済む計算です。
あとはCarシェアでレンタル出来る車は、割と年式が新しいです。自分で同じ車を買おうとしたら200-250万円ほどの出費になりますから、乗る機会が少ないのに車を買うくらいであれば、カーシェアで車を借りた方がお得でしょう。
あとは車でジムに通うのもどうかと思います。それならば、車に乗らずに歩いた方が良いと思います。確かに車に乗ることは楽しいですし、色々と便利な面もあります。しかし、同時に歩く機会が奪われていたり、車の整備といった余計な知識を得ることに時間を使ってしまっていることを忘れてはいけません。
YoutubeやSpotifyは無料で良いのでは?

サブスク費用はできるだけ払わない方が良いと思います。
支払っている以上の対価を払っている可能性もあります。どういうことか説明すると、有料にした場合の心理状況としては、お金を払っているからと、必要もないのに長時間で音楽を聴いたりしてしまいます。そうすると本来別のことに充てることが出来た時間も、音楽に吸い取られてしまうのです。
例えば、Spotifyの有料プランに入ると、月々980円のお金が取られますが好きな曲を広告なしに楽しむことが出来ます。しかし、広告をスキップして無限に曲を聴きまくる必要はあるでしょうか?私も以前は、サブスクを契約しまくっていました。Netflix、Spotify、Youtube、AmazonPrimeMusic、を同時契約していた黒歴史もあります。今となってはNetflix以外は解約しました。(嫁さんが韓流ドラマ見るので)
しかし、辞めて気づいたのですが、無料でも十分に楽しめるように思いました。確かに広告はウザったいですが、広告を見るだけで980円を節約しながら無料で曲を楽しめる、お得感の方が満足度は高いです。実際、YoutubeとSpotifyをやめることで2500円ほど1ヶ月に節約していますが、年間にすると30,000円の節約となります。
スマホは格安SIMをMNP繰り返すべき
格安SIMを使うと同時に、MNPを繰り返してはどうでしょうか?
実際、私は楽天モバイルを1年間無料で使い倒した後は、LINEMOにMNPしました。LINEMOでは、半年分の料金をPaypayにPointバックしてくれました。このように、MNPのイベントを狙って乗り換えてみるのもお勧めです。
MNPがない場合で、あまり通話をしない場合はPovoの大容量プランが一番安いです。だいたいの格安SIMが2,980円で20GBという前提が多いのですが、Povoは150GBで12,980円で180日間となりますので、2163円/月となって安いです。また150GBを6ヶ月ですから1ヶ月あたり25GBを使うことが出来るようになります。

あとはLINEMOもお勧めですね。あれはLINEで使った通信費はカウント無しとなります。
それとSoftbankのまとめて決済を使うことが出来ることもポイントです。スマホ代金と支払いを一括にすることが出来ますので、Paypayにチャージも使うことが出来ます。私はAmexのクレジットカードを使っている為、本来であればPaypayにはチャージできないのですが、Softbankまとめて支払いを使うことで、Amex→Softbankまとめて支払い→Paypay残高チャージにお金を流すことが出来ます。これでAmexのポイントも取り逃がすことはありません。

クレジットカードは基本無料で良い
年間の決済額が100万円であれば、基本的にクレジットカードはVISAかMasterCardなら何でも良いと思います。理由は、少しのポイントに釣られて無駄使いすることが無いからです。それでも無料でお勧めなカードは、三井住友ナンバーレスゴールドカードで良い気がします。100万円使うと翌年度からの年会費が永年無料になります。大したことはないですが、カードラウンジにも入れますから、1枚もっておくと便利かもしれません。またコンビニでの還元率が高い為、日常使いで一番使えるカードかもしれません。ひと昔前だったらSuicaへの還元率の高かったEPOSカードですが、先日にSuicaの還元率Upが外れてしまったので、今は三井住友ナンバーレスがアプリも使いやすくお勧めに思います。
もし20代であれば、私的にはJAL CLUB EST(20代限定カード)がお勧めです。20代限定の特権が色々と付帯しています。国内線でサクララウンジを年間で5回使えたり、マイル有効期限の延長などがあります。他にも、毎年2500マイルがプレゼントされたり、と様々な特典があります。私も若い頃は、このカードを使うことでJALのマイルを沢山貯めました。そのマイルを使って、国内旅行に何度か行きましたが、なかなかお得だったような気がします。

クレジットカードのブランドは、本当は日本人としてはJCB推したいところですが、海外で使えないこともあるのでVISAかMastercardがお勧めです。コストコによく行くならMastercardがお勧めです。Mastercardでお勧めなのはAmazon Mastercardですね。無料でもAmazonのポイント還元が高いですし、Amazonのセールと合わせると右に出るカードが無いです。
買い物や旅行代金をお得にするコツ
稼ぐことと同じくらい、安く買うことも大事です。この記事では、そのコツを紹介しようと思います。
大事な考え方は、横断的に検索できるサイトを使うことです。網羅的に検索することで、最もコスパの良い選択をすることが出来ます。
フリマを使いこなすと格安で良い商品が買える
故障した際の修理が高い為、大型家電やパソコンを買うにはお勧めしませんが、1-3万円程度の少額家電であればフリマで買うのがお勧めです。
例えば、スピーカーフォンなんかお勧めですね。例えば、高品質なPoly syncというスピーカーフォンを調べてみると、このような感じで検索ヒットします。


11,800円にて美品が落札されていますが、これは新品だと27,500円の商品です。およそ43%の価格で販売されています。スピーカーフォンについては、買った後にヘビーユーズするので中古でも全然問題ないと思います。こういうふうに、ヘビーユーズするけれど、新品で買うと高いような商品ほど、フリマサイトで買うのがお勧めです。

メルカリは有名ですが、他にもYahooフリマ(Paypayフリマ)も良くクーポン配布をしているのでお勧めです。
Google Shoppingを活用して相場を掴む
他にもGoogle Shoppingで検索することで広く安い売り場を検索することが出来ます。Googleで商品名を検索して、ショッピングのタブを押すだけです。これを押すことで、ざっと買おうとしている商品の相場を掴むことが出来ます。素早く相場を掴むことで、安い時に商品を買うことが出来るようになります。

Google Flightを活用して最安値で飛行機チケットを掴む
航空チケットを買う際に最も早く最安値の組み合わせを知ることが出来るのがGoogleFlightになります。

このような画面に、旅行先と日時を入力するだけで最安値を表示してくれます。
例えば、東京↔︎ソウルを検索してみると

このように、旅行先と費用が一覧で表示されます。格安のLCCから、アシアナ航空(日本のJALやANAみたいな)まで、一式で表示してくれます。

さらに詳細を表示させると、レッグスペースが79cmまで教えてくれます。私は身長が高い為、レッグスペースが重要な情報ですが簡単に知ることが出来ます。
平日の深夜便などを選べば、海外でもとても安くいけるから面白いと思います。例えば、成田空港から仁川空港まで3.1万円で往復旅行することが出来たりします。場所によっては1万円台も難しくありません。
1年以内に投資できる体制を作ろう
就職してすぐにお金がある人は少ないと思います。
最初に家を出て一人暮らしする場合に、賃貸を借りると思います。賃貸の初期費用は出来るだけ値切ってください。不動産屋を信用してはいけなくて、彼らは取れるだけ取ろうとしてきます。積水のシャーメゾンの看板があるからと信じてはいけません。彼らは、ただ大手の看板を借りてるだけで中身は関係ない不動産屋ですから。私は昔シャーメゾンで入居初期費用で70万円取られそうになりましたが、交渉して40万円に抑えることが出来ました。
次にお金がかかるのは、家電だと思います。SNSを見ると、部屋に金を掛けた若い人が沢山出現しますが、あなたも同じようにお金をかける必要はないです。家電は機能すれば良いですし、同棲なんか始めた日には、どうせ新生活するなら新品が良いという話になる為、安い家電で十分です。例えば、ニトリの一人暮らしセットなら9.5万円で一式購入できます。初期費用を可能な限り抑えて、余ったお金を投資に回した方がよほど効率的でしょうね。

あとは、車みたいに、使用頻度が少ないのに高額なモノは、その時間で使うようなレンタルサービスを使うと費用を節約できます。通勤で車を毎日乗るからと車を買っても、24時間車に乗っているわけではありません。私も通勤が遠いので車を買いましたが、1日の20時間は車は駐車場に停車したままで、動いていません。駐車場の為に、高額な家賃を支払っているようなモノです。今は、ある程度に潤沢資金もある為、車を持っていますが、私も若い頃は車を手放してカーシェアで生活していました。そういう我慢の時期があって、今があるのだと実感しています。
今、日本で生活するならお金をあまり使わなくても良い生活が出きます。資金の流れを最適にレイアウトすることで、投資に回す割合を増やして、早く金持ちになっちゃって下さい。そして人生に圧倒的な安心感を得ましょう。新しい人生が開かれるかもしれません。
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