今回の記事では、リモートワークや、自宅作業用の快適デスクの作り方について、我流を紹介しようと思います。考え方から、実際に、私が作ったデスク環境を説明しながら紹介しようと思います。
ちなみに、デスクワーク歴は、社会人になってから、10年以上となります。それまでに、何度もデスク環境を、組み立てては壊して、再編成してを繰り返してきました。その中で、見えてきたことを記事にしようと思います。
まあ、生暖かい目で見てやってもらえれば、と思います。
快適なデスク環境の定義
快適なデスク環境を作る為に、基本としている考えの軸は、仕事にいかにリソース(資源)を割り当てられるのか、です。
結局、デスクを作る目的は、仕事の効率化で、より多くのOutputを机上から、出すことでしょう。
1日を円グラフにしてみて、24時間をどう使っているのか、また、その1時間や1分を、どう使っているのか考えた際に、できるだけ全ての労力を、仕事を前に進めることだけに使いたいと思いませんか?
効率化の肝はスムーズな動作
まず第一は効率化が肝です。
効率化する際には、いろいろな手法がありますが、デスクワーカーのやることは何でしょうか?
私の場合は、
- TeamsやZoomでのオンライン会議
- メールやチャットでのコミニュケーション
- 資料作成
これらの内容を実践する際に、何も不自由なく、いかにスムーズに、文字入力や音声通話ができるのか?ということが肝になります。
Keyメッセージとして、スムーズに動作を行うには、どうしたら良いのか?を考えるのが、一番大切と思っています。
では、具体的に、どうやって、動作をスムーズにしたのか、解説したいと思います。
スムーズな動作を実現する為には?
デスク作業におけるOutputには、下記の公式があると思っています。
個人能力x設備能力=Output
個人能力が高くても、設備がショボいと最大限のOutputを出すことは出来ません。逆に、個人能力は上げられないが、設備能力を上げることで、ライバル(会社の同僚)に対しての優位性を見出せるかもしれません。
その為、私は、自分の予算が許す範囲で、最大限の良いデスク製品を揃えることに注力しています。
周辺環境も大事
個人能力を最大限に発揮する為には、周辺環境も必要です。
というのも、結局は人間ですから、ロボットの様にコンスタントに結果を出すことは難しいです。前日に飲み会で、飲み過ぎれば、次の日は疲労で疲れてしまって、最大限のパフォーマンスは出せません。逆に、前の日の飲み会で、酒を飲まなければ、少なくとも酒による身体のダメージは避けることが出来たのかもしれませんね。つまり、体調を良くするような環境構築にも労力を使うべきと言っているのです。
極論で考えると、1日中、独房の中で、掃除もされておらず虫だらけ、光も満足に入ってこず、暗い部屋でパソコン作業を1日やって、最大限のパフォーマンスは発揮できるとは思えません。やはり良い環境で作業をすることが大事だと思います。
まとめると、周辺環境よくする→体調良くなる→仕事パフォーマンス上がる。ということです。
極限の世界で戦う場合、アスリートと同じで、デスクワーカーも体調管理が、ライバルとの戦いの差に効いてきます。
私の快適デスク環境の説明

では、デスクの環境を説明していきます。
4Kディスプレイをメインにおく構成
中央のディスプレイで資料作成などの作業を行い、サブディスプレイとしてノートPCを使っています。サブディスプレイの方で、メールを表示したり、予定表を常時表示する様に使っています。

4Kの高精細なディスプレイを使用しています。
USB-Cで、電源とモニタ出力が同時にできるHPの28インチ4KディスプレイU28を使用しています。(今は廃盤した様です)
ラップトップにMacを使う理由

M1チップ搭載のMacbookProです。カスタマイズ仕様な為、メモリは16GBで、SSDの容量は1TBあります。
以前は自作パソコンを作っていましたが、部品選びが面倒であったり、夏場は排熱で部屋が暑くなったり電気代が無駄に高いこと、Macの処理性能がM1シリーズになって爆上がりしたこと、Macは売値も高いしコンパクトでフリマ発送も楽なことからMacを選んでいます。
バーライトで程よい明るさを

眼球疲労軽減を目的に、BenQのバーライトも使うようにしています。
その理由は、ライトは手元を照らす様になっており、モニタの画面は照らさないので、モニタ画面に反射して、眼球が疲労することもありません。
ワンタッチで、周辺の明るさに合わせて、適切なライトの明るさを設定してくれます。なお白色照明だけでは無くて、暖色系の明るい色にも調整できる優れものです。
間接照明はHueで音声コントロール
デスク周辺の間接照明には、フィリップスのHueを仕込んでいます。
Hueを使うのは、接続の安定性が高いのと、照明のレスポンスが良いからです。多少価格は高額になりますが、間違いのない性能です。
複数の照明を簡単にコントロールできるので採用しました。

スマホの操作画面は、この様になっており、音声でも照明を一括でコントロールできますし、スマホのタッチ操作でも、あらかじめ用意したシーンを選択すれば、一括で照明の雰囲気を変えることが出来ます。

この照明をディスプレイ裏に2本

充電器置き場に1本仕込んでいます。
バータイプのACアダプタ(電源)は、3本までしかコネクタを接続できない為、3本に収めています。
他にも、電球タイプも仕込んでいます。
バーは2本売りと、1本(追加用)を購入して使っています。
ちなみに、Hueを使用する為には、コントローラーも必要となります。これがないと電源を動かすことが出来ません。
充電はワイヤレスにしてケーブル挿す手間を省略

これはオービットキーから発売されているケースですが、ワイヤレス充電に対応しています。

充電するとこんな感じです。仕事中にスマホが目に入ると気が散るので、見えない場所に保管するようにしています。
毎日スマホは使用するので、いちいちケーブルを挿すのは面倒な為、ワイヤレス化しています。
入力機器もワイヤレス化

キーボードとマウスはMX Masterシリーズを採用しています。
キーの配列が、リモートワーク用に最適化されているので、本当に使いやすいです。また、3台までの接続をワンタッチで切り替えるボタンが、キーボードのescキー横に、3つ並んでおり、プライベートから仕事用のパソコンまで、全て1つのキーボードで行えるところが快適です。
Bluetoothで接続していますが、内蔵の電池ですし、充電も持ちが良いのでおすすめです。クリックの打鍵音も小さく打ち心地も良いので、かなりオススメです。
音声入力については有線接続で確実に

音声入力には、Jabra(じゃぶら)を使用しています。
音声入力については、ワイヤレスマウスやワイヤレスヘッドフォンも所有していますが、どれもダメですね。AirPodsProなども持っていますが、やはり有線の音質クオリティは周辺の雑音キャンセル機能まで、性能レベルが到達していません。
ちなみに、メーカーはJabraがおすすめです。色々なメーカー使いましたが、これが一番性能が良いと思います。雑音キャンセルや、自分の声を拾う性能がダントツだと思います。
デスクスタンドを活用して細かい備品を保管

Grovemadeのデスク台を使用しています。
すぐに使いたいような本を置いたり、仕事用とプライベート用のノートパソコンを保管するのに使っています。
意外と縦のスペースが無駄になっているので、これを使うことで、有効活用することが出来ます。比較的に高額な為、無理に買う必要はないと思いますが、あると便利です。
昇降デスクで座高を合わせる
デスクワークですが、朝の9時から始業して22時くらいまで働き続けることも多い為、適切な姿勢をとることを心掛けています。
椅子を昇降させるだけでは、目線がディスプレイに合わない為、昇降デスクも採用して、ベストな位置で作業できるようにしています。
当然、ディスプレイについても、上下方向と、ディスプレイの前後角度まで、調整できるものを採用しています。フルアジャスタブルにすることで、自分が一番楽な姿勢で作業できるようにしています。
まとめ
しっかりとしたデスク環境を構築することで、短時間でアウトプットを出しやすくなるはずです。例えば、USB-Cを1本接続するだけで、パソコンの入れ替えができます。
これができない場合、電源ケーブルや映像ケーブルなど、個別に接続が必要で、何本ものケーブルを挿す必要がありますが、今は本当に便利だと思います。始業するまでの3分を毎日節約できれば、20日で60分になりますし、1年間で12時間分となり、おおよそ1日の残業時間込みを人生から節約できたことになります。たったこれだけでも大きな効率化なのです。
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